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亜麻仁油
学名:
Linum usitatissimum。亜麻、ヌメゴマ(滑胡麻)、一年亜麻、アカゴマとも呼ばれています。
亜麻は医薬の価値があるものとして、何世紀にも渡って使用されてきました。花から採れる蜜は甘味料として、長い形の葉から採れる線維はロープや衣服を作るために使われ、根は湿布や消毒薬として、樹液は歯痛を楽にするための消毒薬、軽い麻酔薬として使用されていました。
亜麻仁種子には、 ω-3脂肪酸とリグナンが豊富に含まれています。通常、魚油に多く含まれているω-3ですが、アマニはそれと似た効果を持ちながら、汚染物質や重金属などの毒素を含まないので安心です。リグナンは、体を保護する強力な抗酸化物質として知られています。
現在、多くの人々の食事には、充分なEFA(必須脂肪酸)(1日EFA必要量)が含まれておりません。亜麻仁種子や、冷水魚、大豆やカノーラ油のようなEFAリッチな食材は、我々の毎日の食事にはほとんど使われていないのが現状です。普段の食事で多く見られる赤肉や卵黄などは、体に悪影響なプロスタグランジンの産生を促進してしまいます。亜麻仁種子オイルは、体に良いプロスタグランジンと悪いプロスタグランジンのバランスを保つお手伝いをしてくれます。
心血管系、免疫系、循環器系、生殖器系、神経系、関節などの体のほぼすべての箇所に、亜麻仁種子オイルの自然な作用が働きます。リグナンを多く含む食事をしている人たちは乳がん、大腸がんにかかる確率が低いという研究報告があります。そして、亜麻はなんと他の全粒穀物に比べて100倍もリグナンが入っているのです。さらにω-3脂肪酸は血液のコレステロールとトリグリセリドを下げる、という研究結果も示されており、脳卒中や心筋梗塞、血栓症を予防するのではないかと考えられています。
亜麻の熟した種子を乾燥させたものから採れる植物オイルが、亜麻仁油の栄養サプリメントとして主に販売されているものです。亜麻仁油は魚油に比べてほぼ50%も多くω-3脂肪酸を含むため、ベジタリアン(菜食主義者)にとっては嬉しい代用オイルとして使えます。亜麻仁は高品質の消化しやすいび完全なタンパク質で、人間の健康にとって必須のほとんどすべてのアミノ酸、ミネラル、微量元素を含みます。さらに、脂溶性のビタミンA(βカロチンとして)、ビタミンD、ビタミンE、水溶性ビタミンのチアミン(B1)、リボフラビン(B2)とビタミンCも含みます。
亜麻仁油の効果;以下の効果があると考えられています。
- コレステロールの低下、心疾患からの心臓保護
- にきび、湿疹、乾癬、日焼け、しゅさ(顔面の丘疹や膿疱を伴う血管拡張)、ふけなどの皮膚トラブルの改善補助
- 抗老化
- 健康な頭髪、手足の爪を強化
- うつ症状を軽減
- 関節炎の腫れや痛みを軽減
- 狼瘡(ループス)や痛風に関連した炎症の軽減
- 高血圧、炎症、水分貯留、ねばねばの血小板、免疫機能の低下などから体を保護
- 肉体運動後の疲労した筋肉の回復を促進
- エネルギーの産生増強、スタミナ強化
- 捻挫と挫傷の治癒を加速
- 肥満に悩む人々の体重減少補助
- 褐色脂肪細胞を刺激することによる、代謝速度の促進、脂肪燃焼の促進
- 体内へのカルシウムの吸収を促進
- 視力と色の認知を改善
- 肝機能を改善
- 薬の副作用を楽にし、多くのタイプのガンの発達を食い止められることがあります。
- いくつかのタイプの喘息症状を緩和すると言われています。
- リウマチ関節炎の症状や糖尿病の症状を緩和する可能性があります。
- インスリン抵抗性を軽減
- いくつかのアレルギーを軽減
- 動脈硬化プラーク(血管中に脂肪沈着物が溜まってしまうこと。大型~中型の動脈に起こりやすく老化に伴い発生します)の防止
- 高血圧症の方の血圧低下と血圧制御
- 高齢者の精神機能改善
- 多発性硬化症の治療補助
- 精神分裂病患者の行動を改善したことが証明されています。
- 女性の月経前症候群(PMS)のいくつかの症状の緩和
栄養成分
- ビタミンE
- ステロール:β-シトステロール
- カロテノイド:β -カロチン
- リン脂質:ホスファチジルコリン
- 一価不飽和脂肪酸:オレイン酸
- 多価不飽和脂肪酸:リノール酸
- リグナン:マタイレシノール、セコイソラリシレシノール
- スーパー不飽和脂肪酸:α-リノレン酸
- 飽和脂肪酸:アラキドン酸、ベヘン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸
摂取目安:
推奨摂取目安は製品によって異なるため、包装に記載された説明に従って、もしくはかかりつけの医師、専門家にご相談下さい。
保管:酸敗を防ぐため、直射日光を避け、冷蔵庫に保管しましょう。酸敗、硬化しますので加熱しないで下さい。
禁忌:
亜麻仁油にはオメガ-6作用がありますので、発作、脳卒中の恐れがある方は絶対に摂取しないで下さい。これらのサプリメントが発作、脳卒中を誘導する可能性があることが報告されています。摂取前に必ずかかりつけの医師にご相談下さい。
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